文字の組み合わせ

皆様いつも感謝です🍀
私は山科だけではなく、京都盆地の方もガイドすることがあります。二条城のご案内をしてきました。お客様は盲目の方と付き添いの方達でした。対象物があまり見えない人にも空間の雰囲気や絵を感じていただくために、私の言葉で導くしかない。それは相手が、目が見える、見えない関係なく気を使っている。
観光地には説明書きがあるし、ネットで調べれば詳しく記載されている。オーディオガイドも有名人の声で良いであろう。しかし、生のガイドは声だけではない。視線を送ることができ、気持ちを乗せることができる。しかもお客様がどのような気持ちなのかをくみ取ることもできる。
日本語は五十音の組み合わせで話す。それがお客様の思い出となる。例えば、となりのトトロのストーリーを話せる人がいても、登場人物の言葉を一語一句覚えている人はほぼいないだろう。でもストーリーを話すことができる。しかもプロのガイドはより、分かりやすく楽しく、全ての言葉の組み合わせを工夫する。言葉が生きるか死ぬかは語り部次第。
歴史的に消された言葉はあるはず。おそらく今よりも大きな表現方法があるはず。お客様の思い出になれるようガイドするのみ。
以前、ガイドの大先輩方にガイド講座をしたことがある。もっと見本にならなければ。そのあたりの私が思うプロガイドとは!というのも書きたいと思います。
今回、ご案内したお客様も喜んでくださり何より。

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